アンデシン、あまり聞かない名前かもしれません。上海かぶれ、初登場の石です。
もともとの発見地はその名の通り南米アンデス山系のようですが、はっきりしたことはわかっていないようです。初めての商業的な産地はアフリカのコンゴだということですが、今はチベット・モンゴルが主な産地となっているようです。
チベットでは古来からアンデシンを聖石として祭祀などで使用してきた、特別な石です。私もひとめ見ただけで特別な石だという気がしました。石ってほんとに不思議な力がありますね。
特徴的な美しい赤がアンデシンのお色と思われ、その希少さも加わってとても人気のある石ですが、実は黄色や緑のものが多いのだそう。モンゴル産は黄色いものが多いんだそうですよ。
いつかアンデシン仕入れてみたいと思っていたので、今回最高級とはいかないまでも、美しく艶やかなチベット産のアンデシンをご紹介できることがとてもうれしいです。
1粒1粒はそれほど大きくはないですが(8〜10mmくらいの石ころ型)、ずらりと並んだその様を見ているだけで、迫力のようなものを感じますし、なんだか気持ちが安らいでゆきます。
間には、シルバービーズをランダムに挟んでいます。シルバービーズの種類は2種類なのですが、場所によってビーズを繋げる個数に変化を持たせてみました。
淡々としたたたずまいにしたかったので、シルバービーズも石とおなじくらいの大きさで、あまり凹凸もないネックレスに仕上げています。
首からすっと下がった美しい石たち、その佇まいをお楽しみいただけましたらうれしいです。
留め金は、まぁるいわっかマンテルに葉っぱのような形のバーがついています。見える位置に出しておつけいただいても、首の後ろに隠しておつけいただいてもOKです。槌目模様が美しい丸みを帯びた三角形のマンテルです。石と同じくらい存在感あるマンテルです、お好みで見える位置に出しておつけいただければと思います。
アンデシン、大好きな石の一つになりました。お手にとっていただけましたらうれしいです。
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